お米がずらっと並ぶのは、埼玉県内のスーパー。
米価格の下落が続く中、5kgで「2000円台」のお米が登場しました。

マグロやイクラなどの海鮮がこぼれそうなほど盛られた丼ぶり。
東京・千代田区にある海鮮が人気の店です。

実はこのお店、ランチタイムはご飯が、おかわり自由。
一番人気の「海鮮みぞれ丼」を頼んだお客さんらが次々と並び、炊飯器の前には、絶えることなくおかわりの列が。

物価高の中でも思う存分食べたい人は大満足です。

この店では1日20kg以上のお米を使用する日もあるといいますが、経営面に影響はないのでしょうか。

魚匠屋・小出剛久店主:
(Q. お米の仕入価格は?)30㎏約2万5000円で仕入れていたが、今は約1万7000円まで落ち着いてきている。

最新のスーパーの米平均価格は5kg3873円となり、2月以降、9週連続で下落。
そうした中、埼玉県内のスーパーでは国内産のコシヒカリが5kg2880円(税抜き)で売られていました。

消費者にとってはありがたい米価格の下落。
しかし米の卸業者から聞かれたのは、悲鳴にも似た声です。

集荷・卸売業を営む カネダイ・藤田晴樹社長:
いまだかつてない。下手したらつぶれてしまう会社もある。(Q.コメ60㎏当たりの価格)秋に我々(卸売業者)が約3万で(農家から)購入したお米。今は2万円前後に下落してきている。

社長いわく、このままでは倒産する会社も出かねないほど状況は深刻。
農家、卸業者、消費者の3者が納得できる価格帯を維持するためには、何が必要なのでしょうか。

カネダイ・藤田社長は「(価格に)大きな上がり下がりがなく安定することが一番重要」と話しました。