秋田県内の風力発電事業の方針を確認する会議が22日開かれ、県と風力発電を行っている市と町の担当者が集まって現状などを報告しました。この中で、男鹿市で起きた風車のブレードの落下事故を受け、国に統一した安全基準の設定を求めるべきという意見が出されました。
会議は、県内の風力発電事業の方針や安全対策について考えるもので、22日は県と風力発電のある9つの市と町の担当者が出席しました。
男鹿市では4月12日に、市総合観光案内所近くの陸上風力発電風車のブレードが折れているのが見つかり、周辺の3基の風車とともに運転を停止しています。
風力発電では現在、事業者ごとに点検方法や安全基準が設定されていて、会議ではそれぞれの自治体から「国に統一の安全基準を作るよう求めるべきだ」という意見が出されました。
また県内では、落下事故があった風車と同型の風車がこの他に78基設置されていますが、自治体ごとに立ち入り制限ができない場所も確認されているということです。
県産業労働部・三浦均次長:
「市で持っている土地の立ち入り規制について話し合いをした。観光地として一体化した風車の立地になっている場所もあり、今後協議をしながら決めていかないと立ち入り制限はできない」
なお、落下事故があった男鹿市の現場では撤去作業が進められていますが、22日は強風のため作業に遅れが生じていて、23日から予定されていたブレードの撤去ができるかどうかは、まだ分かっていません(22日午後6時時点)。