塩釜港で宮城海上保安部の巡視船から重油が漏れ出した問題で、七ヶ浜町では、ノリだけでなく養殖資材にも大きな被害が出ていることが分かりました。
七ヶ浜町では、3月25日、塩釜港で宮城海上保安部の巡視船「ざおう」から流出した重油の影響で、養殖ノリの全量廃棄が決まっています。現在は、漁網やいかだなど養殖資材の回収が進められています。しかし・・・
「こういうふうに切れていたり。真っ二つですかね・・・」
例年、ノリの収穫を終えたいかだから資材を回収しますが、今シーズンは重油の対応に追われている間にノリが育ち過ぎ、その重さで網が破損するなどの被害が出たということです。破損した網の数は、全体の4分の1にあたるそうです。
県漁協のり部会 鈴木信悦部会長
Q来シーズンどうなる?
「(破損後注文した)追加分がくればなんとか大丈夫だが、こなければいかだの台数減らす、生産数少なくなるし収入も減ってくる」
県漁協によりますと、被害額はノリだけで3億円ほどにのぼるとみられていて、養殖資材の被害も含め、海保側に補償を求めていく方針です。