宮城県柴田町で、道に迷っていた小学校低学年の児童を保護し、安全を確保した女性に、感謝状が贈られました。
警察から感謝状が手渡されたのは、柴田町の藤崎船岡店に勤める佐藤みゆきさん(54)です。
佐藤さんは4月8日午前9時過ぎに出勤してきた際、従業員出入口近くの歩道で、ランドセルを背負った女の子を見つけました。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「ここに来た時にこちらから小学生の女の子が歩いてきたのを見て」
この日は、ほとんどの小学校で始業式が行われた日。佐藤さんは、小学6年生となった息子を送り出し、出勤してきたところでした。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「私にも子供がいるので、8時半くらいには(小学校に)行っているのに9時過ぎていてもここを歩いているのは、あれっと思って」
女の子が道に迷った様子で行ったり来たりしていたのは、通行量の多い国道沿いの歩道。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「すごく不安そうな顔をしていまして」
佐藤さんは同僚とも相談し、女の子のもとに向かいました。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「ここらへんですかね。『どうしたの?』と声を掛けたんですけれども(女の子から)答えがなかったものですからその時、風も強かったので、お店の方でお話しようと連れて行きました」
不安な表情を浮かべた女の子は、佐藤さんの手を、強く握ったといいます。
店のバックヤードで保護し、近くの小学校に連絡を取りました。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「(他の従業員と)キャラクターの話とか一生懸命話しかけて、少しずつ答えが返ってくるようになったので、少しは安心したのかな」
警察によりますと、女の子は小学校低学年で、学校に向かう途中、道に迷ってしまったということです。
周囲にも意見を求めながら丁寧に対応した佐藤さんの行動で、女の子は無事、保護者に引き渡されました。
藤崎船岡店・佐藤みゆきさん
「親の気持ちはすごく分かるので(女の子が)親元に帰れてよかったなという気持ちだけです」