アメリカ南部フロリダ州で2025年に起きた銃乱射事件をめぐり、対話型AI(人工知能)「チャットGPT」に対する捜査が始まりました。
フロリダ州の司法長官は21日、8人が死傷した2025年4月の州立大学での銃乱射事件について、対話型AI「チャットGPT」と開発元の「オープンAI」に対する刑事捜査に着手したと発表しました。
司法長官は、当時20歳だった事件の容疑者が、犯行前にチャットGPTからどの銃や弾薬を使うべきか助言を受けていたと指摘し、「もし人間であれば殺人罪で訴追していた」と述べています。
州の検察当局は、オープンAIに対し、危害のおそれがある利用への対応や社内体制に関する資料の提出を求めています。
一方、オープンAIは、「インターネット上で広く入手できる情報に基づく回答で、違法行為を促していない」として、責任を否定しています。
アメリカでは、AIが銃撃や自殺の方法を指南する事例が相次いでいて、開発企業の安全対策が問題視されています。