塩釜港で宮城海上保安部の巡視船から重油が流出した問題で、4月21日、宮城県塩釜市で被害を受けたワカメの焼却処分が始まりました。
処分を始めたのは県漁協塩釜地区支所で、塩釜市の越ノ浦漁港で21日に作業が始まりました。
3月25日、塩釜港で宮城海上保安部の巡視船「ざおう」から最大1万5000リットルの重油が海に流出しました。
これを受け、県漁協塩釜地区支所は、周辺で養殖していたワカメやコンブなどを全て廃棄することにし、4月3日から引き揚げ作業を行なっていました。
廃棄にあたっては、被害額を計算するため重さを測る必要があり、分けて袋詰めしたうえで、産業廃棄物として処分するということです。
県漁協塩釜地区支所の廃棄量はおよそ700トンの見込みで、21日はおよそ7トンを焼却処分したということです。
県漁協塩釜地区支所 渡辺敏支所長
「非常に残念だが、こうなった以上はこうするしかない」
また、塩釜市漁協も1000トン以上を廃棄処分することにしていて、ワカメの廃棄処分は塩釜市内であわせて1700トン以上にのぼる見込みです。