国会の13の党派全てと衆参両院の正副議長が参加して、安定的な皇位継承に関する全体会議が、15日午後、衆議院議長公邸で開かれた。
2025年4月以来、約1年ぶりに開かれた今回は、今年1月に結党した中道改革連合と、去年の参議院選挙で議席を得たチームみらいが初めて参加した。
中道改革連合以外の各党派は、今回の会議でそれぞれの統一見解を表明した。
森衆院議長は中道に対し、1カ月後の会議までに党の見解をまとめるよう申し入れた。
出席した中道の笠衆院議員は会議後に取材に応じ、「党内(の見解が)まとまらないからといって、立法府の総意の取りまとめを先延ばしすべきとは考えていない」と述べた。
一方、日本維新の会の藤田共同代表は、中道が党内意見の取りまとめに至っていないことなどについて、「あり得ないなと思った。(中道が発足した)衆院選が終わってから2カ月以上経つので、しっかりと意見を取りまとめて会議に臨んでいただくのが当然だ」などと批判した。
皇族数の確保に向けては、政府の有識者会議の答申に基いて、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する」案と「旧皇族の男系男子(=父方が天皇の血筋を引き継ぐ男性)を皇族に迎える」案を軸に議論が進められている。
森議長は会議後の会見で、「論点が絞られ、先延ばしできない課題との認識の下、確認していく段階に入った」と述べ、今国会の会期中に結論を出すべきとの認識を示した。