毎年秋に行われる富山県射水市新湊地区の曳山行事などがユネスコの無形文化遺産に登録されたのを記念して、11日に特別に春の巡行が行われ、町中が喜びに包まれました。
「イヤサー!イヤサー!」
豊作や豊漁を願う射水市の「放生津八幡宮祭の曳山・築山行事」は、去年12月にユネスコの無形文化遺産に登録されました。
その記念として桜が咲き誇るこの時期にあわせて、13基の曳山巡行が行われました。
順路は例年秋の巡行とは違い、内川沿いを通るルートもあり、太鼓や囃子に合わせ、威勢のいいかけ声を響かせながら練り歩く曳山と桜が並ぶ場所では、訪れた人たちがめったに見られない光景に、盛んにシャッターを切っていました。
*見物客(東京から)
「春のこの時期に見れるとラッキー。曳山はもちろん素敵だが、この町のスケールとすごく合っている」
*地元住民
「お祭りが2回来ているという感じ。このコース曲がるのは初めて、上手に曲がられるかなと心配していたが、皆さん上手にできた」
*見物客(高岡市)
「素晴らしい、県民として誇らしい」
クロスベイ新湊では昼の巡行を終えた色鮮やかな「花山」の乗車体験なども行われ、家族連れなど多くの見物客で賑わっていました。
*リポート
「普段は登ることができないこちらの曳山の上で、イヤサー、イヤサーと本番さながらに体験することができます」
*見物客
「楽しかった」「おもしろかった。また乗りたい」
*新湊曳山協議会 中野剛会長
「大人だけのものではなく子どもたちにも味わってもらい、曳山の素晴らしさを知ってもらい、次世代に繋げていけらればいいと思う」
また放生津八幡宮の境内には海上から神霊を迎える臨時の祭壇「築山」が設けられ、飾人形で放生津地区ゆかりの歴史物語が表現されていました。