“一度限り”と約束された東富士演習場でのアメリカ軍のミサイル訓練を今後も行おうという動きに、地元側が反発を強めています。こうした中、小泉防衛大臣が説得に乗り出しました。
沼津支社・村田彬 記者:
小泉防衛大臣が会場に姿を見せました。これから地元自治体との会談に臨みます
4月11日、御殿場市内の会場に姿を現した小泉進次郎 防衛大臣。
迎えるのは訓練実施に反発する市町のトップや地権者です。
小泉進次郎 防衛大臣:
周辺市町の皆さまが不安を感じるのは当然のことであり、その点を十分に踏まえた上で、本日は私から皆さまの意見に対する防衛省の考えをご説明させていただきたい
沼津支社・村田彬 記者(2025年10月):
今、演習弾が発射されました。国道の上を通過していきます。ものすごい衝撃音です
御殿場市や裾野市にまたがる東富士演習場で、2025年10月に行われたアメリカ海兵隊のロケット砲システム「ハイマース」の射撃訓練。
この時は裾野市の国道を通行止めにして“国道越え”のミサイル訓練が行われました。
住民への影響も大きい公道を規制した訓練は国内でも“異例”。
そのため“今回限り”として行われましたが…国からは「今後も同様の訓練を年に数回程度行いたい」という意向が伝えられ、周辺市町や地権者が強く反発。
住民も懸念を示します。
御殿場市民:
どちらかといえば怖いというか、そんな感じ。100%分かるわけではないので、やらなくてもいいならやらない方がいいと思う
地元側の不信感が募り、安全性や必要性についてさらなる説明を求める中で実施された小泉大臣との会談。
冒頭のみの公開となりましたが、小泉大臣からは地元の同意を得た上で実施するとの発言や2026年に想定している具体的な実施回数が示されたといいます。
御殿場市・勝又正美 市長:
安全保障上の非常に厳しい状況が大臣から直接あり、そこについては受け止めざるを得ない。我々も認識している。その中で、東富士演習場における訓練をどういう形で受けるかがポイントになる
4月20日には御殿場市で再び会議が行われる予定で、地元として訓練を受け入れるかどうか決める方針です。