牛肉の種類や産地を不正に表示し、ふるさと納税の返礼品などで販売していた鹿児島県指宿市の水迫畜産。

10日に謝罪会見を開きましたが、一部商品を扱っていた鹿児島市の下鶴市長は会見をうけ、水迫畜産に寄付者への補償を急ぐよう改めて求めました。

鹿児島市・下鶴市長
「鹿児島市に思いを寄せていただき、ふるさと納税に寄付をいただいた皆さまの信頼を大いに損ねる行為であり、甚だ遺憾に思います」

13日、取材に応じた鹿児島市の下鶴市長。

口調からは強い怒りがにじみます。

この問題は、2023年から翌年にかけて、水迫畜産が交雑種などを使った商品を「黒毛和牛」と表示したり、県外産の牛肉を「鹿児島県産」とするなど、不正表示を行ったものです。

その大半はふるさと納税の返礼品として消費者に渡っていて、県内8市町で寄付件数4万7000件あまり、寄付の総額は約7億7000万円に上っています。

水迫畜産は10日に初めて記者会見を開き、原因が担当者の認識不足や入力間違いなど単純なミスだったと釈明。

さらに問題を認識しながら2年半もの間、公表していなかったことも明らかになりました。

問題発覚後、鹿児島市では返礼品の納入業者に緊急点検を実施し、今後は立ち入り検査を受けたら早急に報告するよう求めることにしています。

鹿児島市では約1300人に不正表示の牛肉を発送したほか、寄付の受付後に問題が発覚した504人に対し、返礼品の発送を見合わせています。

下鶴市長は寄付者への補償について水迫畜産に対し、迅速な対応を強く求めました。

鹿児島市・下鶴市長
「本市に思いを寄せ寄付をいただいた対象の方々に対し、代替品の発送など誠意ある対応を迅速に行うよう水迫畜産に伝えていく」

鹿児島テレビ
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