現職と新人の一騎打ちとなる黒部市長選は12日に投開票を迎えます。
市長選に立候補したのは、届け出順に、現職で再選を目指す武隈義一候補(58)と前の副市長で新人の上坂展弘候補(64)の2人です。
前回に続き自民分裂の選挙戦となっていて、市議の支援も真っ二つに分かれています。
今週、両候補が総決起大会を開き、有権者に支援を呼びかけました。
*武隈義一候補
「黒部をより良くしていくその熱意は負けないと思っております」
再選を目指す武隈義一候補。「もっと輝く黒部に」をテーマに、2期目は富山地方鉄道の存続や経済活性化による人口減少の緩和、子育て支援の充実などに取り組むと訴えています。
*武隈義一候補
「みなさん(市民)のためになることについてちょっと熱くなりすぎるところがある。言葉はキツイですけど汚い言葉は一切使っていない。市民のみなさん、職員のみなさんと意見交換しながらやっていきたい」
自身のパワハラ疑惑については、今後第三者委員会に調査を委ね、反省すべき点を改善すると説明。応援する市議は、疑惑でなく実績に目を向けてほしいと訴えます。
*黒部市議会副議長 中野得雄市議
「黒部の未来は疑惑や噂で決めるものでなく信頼と実績で決めるものであります。黒部の未来は私たちで決めましょう」
今回の選挙戦ではこんな取り組みも…
Q会場で流れていた曲は?
*武隈義一候補
「(陣営が)AIで曲を作ってくれた。リハーサルで見たときは涙が出るくらい嬉しかった」
政策への思いを込めた楽曲をAIで制作。有権者への浸透を図ります。
*武隈義一候補
「訴えかけていくしかない。市民のための行政をやるそれが武隈だと考えています」
*上坂展弘候補
「黒部市もワンチームとなってしっかりこうした課題に対応して前に1歩も2歩も進んでいかなければなりません」
現職との一騎打ちに挑む前の副市長、上坂展弘候補。市政の圧倒的前進をスローガンに掲げ、取り組む政策に、デマンド交通の拡大や新幹線駅周辺の活性化、小中学校の給食費の無償化をあげています。
*上坂展弘候補
「どうか今の状況を変えて頑張ってください。私はたくさんの人に言われた。そんなこと言われて厳しい状況でも頑張らないわけないじゃないですか」
上坂候補が強く訴えるのはパワハラ問題で揺れる市政運営の活性化。職員と対話しやすい環境にし、様々な課題にワンチームで取り組むと訴えます。
9日の総決起大会では市職員からのメッセージを読み上げ、職員をまとめる副市長としての実績をアピールしました。
*上坂展弘候補
「みんなで頑張ってやってきたことが市長の実績になるのは、市長だけの実績になるのは残念」
選挙戦ではSNSも駆使し、無党派層や若い世代への浸透を図ります。
*上坂展弘候補
「みんなの意見が言えるような、みんなの意見を結集できるような、そんなまとめ役が必要。自分が黒部市を背負っていける、そういった経験もあるし実力もあるということをアピールしていきたい」
黒部市長選は12日に投票が行われ、即日開票されます。午後10時半頃に大勢が判明する見通しです。