福井市大和田エリアに10日、岐阜県に本社を置くスーパーマーケット「バロー」の新店がオープンしました。大和田エリアは県内屈指の商業集積地で、スーパー各社が火花を散らす「最激戦区」でもあります。エルパやドン・キホーテをはじめ、スーパーなどがひしめき合うこの場所にバローが新店舗をオープンした背景には、「地の利」を生かした緻密な計算がありました。


「スーパーマーケットバロー大和田店」は10年ぶりとなる県内への新規出店です。
 
兵藤遥陽アナウンサー:
「オープンしてすぐ、続々とお客さんが入っていきます。オープン前から多くの方が列を作ったため、開場を20分早めたということです!」
  
開店前には、なんと200人以上が列を作りました。

この「大和田店」は、岐阜県に本社をおくバローにとって、福井県内22店舗目のスーパー。福井におけるバローの旗艦店、主力店舗という位置づけです。そこには、他店には真似のできない「大和田店」の強みがあるといいます。
  
ヒントは店のすぐ目の前にありました。
  
兵藤アナウンサー:
「目の前が福井市中央卸売市場です!」
  
道路をはさんで、すぐ目の前が「福井市中央卸売市場」。食品を扱うスーパーマーケットにとって、これ以上ない環境が売り場づくりに全面的に生かされています。


兵藤アナウンサー:
「頭から尻尾まで見える魚屋をコンセプトに、スーパーをこえて、まるで市場のようです!威勢のいい掛け声が響き渡ります!」
  
目の前が市場という立地条件を生かし、バロー大和田店では通常の店舗に比べ、生鮮売り場の割合を高くしました。生鮮売り場の面積は県内のバローで最大級です。
 
小笹由裕店長も「コンセプトは『生鮮スーパー』に振り切ること」と話します。
  
目の前が市場というこれ以上ない環境を生かさない手はありません。鮮度、そしてスピード。
 
「この立地だからこそ出せるクオリティで、価格競争とは違う価値を提供したい。他社には真似できない差別化を図りたい」これこそが「バロー大和田店」の緻密な戦略です。多数のスーパーがひしめく激戦区・大田和エリアでも十分に勝機はあると自信を隠しません。

小笹店長は「(大和田の商圏について)広域から客が集まるエリアだから、特定の強みがあれば、ついで買いではなく指名買いの客を呼べる」と自信を語ります。
  
「1丁目1番地に生鮮をおく」 というバローの戦略がこの激戦区でどう受け入れられるのか。
 
大和田の新たな勢力図に注目です。

福井テレビ
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