札幌市中央区の藻岩山の山中で見つかった女性の遺体について、死因は低体温症と判明しました。警察が身元の特定を進めています。
4月2日午後3時20分ごろ、札幌市中央区伏見5丁目の藻岩山で、歩行者の男性から「人影らしきものが見える」などと110番通報がありました。
警察が現場を確認したところ、山中の笹が生い茂る急斜面の薮の中で、倒れた状態の女性の遺体が見つかりました。遺体は成人の女性で一部腐敗が進んでおり、ジャンパーなどを身に着けた状態でした。
警察が司法解剖を行った結果、死因は低体温症と判明しました。
死後半年以内とみられ、遺体の一部には、動物による噛み跡が確認されましたが、クマに襲われた痕跡はなかったということです。 骨折などの外傷は確認されませんでした。
藻岩山はロープウエーが通り「夜景の名所」として知られるスポットですが、遺体が見つかった現場は登山道から外れた急斜面でした。
女性は登山用の道具などは持っておらず、警察は女性が何らかの理由で山中で動けなくなり、寒さにより死亡した可能性があるとみて、身元の特定を急ぐとともに詳しい経緯を調べています。