愛媛県内で2025年度、1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は59件と高い水準が続いた一方、負債総額は88億6000万円と2000年以降で3番目に低い水準だったと、帝国データバンク松山支店が3日に発表しました。

帝国データバンク松山支店によりますと、愛媛県内で2025年度に1000万円以上の負債を抱え倒産した企業は59件。前の年度より1件減ったものの、記録が残る1965年以降として、3年連続で50件を超え高い水準が続いています。

負債総額は88億6000万円で、前の年度から615億6300万円少なくなり、2000年以降で3番目に低い水準になりました。前の年度は四国中央市の丸住製紙に関連する3社が負債を約600億円抱え、民事再生法の適用を申請していました。

倒産の業種別では「建設業」「サービス業」が14件ずつで最も多く、次いで「小売業」が11件と続いています。「破産」が57件を占め、「特別清算」が2件。要因別では「販売不振」が49件となっています。また負債額別で最も多いのは「5000万円未満」で25件。次いで「1億円以上5億円未満」が19件です。倒産した企業のうち53件が「従業員10人未満」でした。

2025年度の特徴は、経営者の死去や従業員の退職などをきっかけに、事業の継続を断念する「諦め方」の倒産が目についたと指摘。今後は、中東情勢などの影響による一層の物価高が懸念されるなか、倒産件数は増減を繰り返しながら、高い水準が続く見込みと分析しています。

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