福島第二原子力発電所1号機で使用済燃料プールの冷却が停止していたトラブルで、東京電力は停止から約32時間後の4月6日午後10時57分に冷却を再開したと公表した。
冷却再開までの間、周辺のモニタリングポストの値に有意な変動はなく、今回のトラブルでの外部への放射能の影響はないとしている。

廃炉に向けた作業が行われている第二原発では、4月5日午後2時43分、1号機で冷却水を循環させるためのポンプにおいて警報が発生。同日午後3時8分に現場で発煙を確認したことからポンプを止め、使用済燃料プールの冷却を停止した。
東京電力はこの原因について「ポンプを動かすモーターにつながっているケーブルに損傷を確認した」と公表。同じ系統にある休止のポンプを稼働させ、できるだけ早期の復旧を目指すとしていた。

ポンプを停止させた午後3時8分の時点で使用済燃料プールの水温は26.5℃。冷却を再開した時点での水温は32.5℃で、設備の健全性を保つために設けられている基準である65℃には到達していない。
現在、第二原発1号機の使用済燃料プールには、使用済燃料2,334体と新燃料200体の合計2,534体の燃料が保管されている。

福島テレビ
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