少し緊張した表情で式に臨むのは高知で“美”のスペシャリストを目指すタマゴたち。高知市の高知理容美容専門学校には2026年度、通信課程を合わせて99人が入学しました。

新入生・上田楽々さん:
「これからの学校生活では技術や知識だけでなく、人としても成長し、多くの方に笑顔や幸せを届けられる存在になれるよう努力していきたいと思います」

中にはこんな新入生もー

新入生・井関和代さん(63):
「この3月まで小学校の教員を41年間してました」
Q同級生の皆さんかなりお若いですけど…
「そうですよね、下手したらおばあちゃんですよ!」

井関和代さん。高知理容美容専門学校が開校した翌年、1963年に生まれた63歳の新入生です。人生の第2のステージは「美容の力で人を笑顔にしたい」と入学を決意。

きっかけは90歳になる小学校時代の担任との再会でした。

井関和代さん:
「(小学校時代の担任が)遺影を撮りたいと。その時のメイクを私にしてもらいたいって言ってくださって。それで喜んでもらえたのが一番のきっかけです」

デイサービスなどで高齢者にネイルやメイクを楽しんでもらいたいという井関さん。ボランティアではなく“仕事”にするため、美容師の国家試験に挑戦することにしました。

井関和代さん:
「女性も男性もいくつになっても自分らしく笑顔でいられることが大事だと思うので、そういうお手伝いができるように自分で営業形態も考えて2年後には起業したい」

学生たちは専門的な知識や技術を身につける他、サロンなどでの実習を行い国家試験の合格を目指します。

新入生:
「みんなと授業したりするのが楽しみです」

新入生:
「難しいこといっぱいあるけど頑張っていきたいと思います。ここの店に来て良かったと思われるような美容師になりたいです」

それぞれが思い描く夢に向かって、あす4月7日から腕を磨きます。

入学するにあたり、井関さんの旦那さんは「本当に行けるの?」と驚きながらも背中を押してくれたそうです。

教師時代は小学校の入学式で何度も新1年生を迎え入れた井関さん。今回は45年ぶりの“自分の”入学式ということでかなりドキドキしたそうです。

高知さんさんテレビ
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