目線を下に落としたまま移送される男。
愛媛・今治市に住む無職の武田正寛容疑者(42)。

同居する父・幸則さん(71)の首などを、刃物で突き刺し殺害した疑いが持たれています。

事件があったのは3月31日。
翌日、家を訪ねてきた長男が、上半身から血を流し倒れている幸則さんを見つけ消防に通報。
その場で死亡が確認されました。

警察によりますと武田容疑者は、事件の後、行方が分からなくなっていたといいます。

その後、防犯カメラの映像などから4月4日になって神奈川県内で発見。
緊急逮捕し、身柄を移送。

5日、送検されました。

事件が発覚した直後、現場付近には幸則さんのバイク仲間の友人の姿もあり、「(武田さんは)めちゃくちゃ優しい方。おととい会ったんかな。ちょうど隠居で『これからゆっくり遊ぶんじゃ』という話をしていた、このおとといに」と話しました。

温厚だったという父親をなぜ手にかけたのか。

父親に関係する相談はこれまで警察では確認されていないということで、今後、動機などを詳しく調べる方針です。