米沢市の上杉神社稽照殿では、戦国武将・上杉謙信が
身に着けたとされる品々を集めた企画展が開かれている。
上杉家に伝わる史料などを所蔵している上杉神社稽照殿では、
2024年から甲冑などの武具の修理を進めている。
企画展は、修理が完了した品々を時期を分けて披露するもの。
現在展示されている中でひときわ注目を集めるのは、
上杉謙信が使用していたとされる国指定重要文化財の甲冑
「色々威腹巻(いろいろおどしはらまき)」。
室町時代に作られたとされ、兜の前立てには、謙信が信仰したと言われる
「飯縄明神(いづなみょうじん)」の姿があしらわれている。
修復では、全体に溜まった埃を落としたほか、
甲冑のそれぞれの部分を繋ぎとめる紐が傷んでいたことから、
室町時代の手法を再現した新たな組紐に交換するなど、
謙信が身に着けていた当時の姿に近づいた。
企画展「上杉謙信公のよそおい」は、展示品を入れ替えながら
上杉神社稽照殿で7月7日まで開かれる。