北海道の室蘭保健所管内で、山林で採取した植物を食べた1家族2人が食中毒を発症し、うち1人が死亡しました。原因はトリカブトの誤食です。
北海道によりますと、4月1日午後7時ごろ、室蘭保健所管内に住む1家族2人が、山林に生えていた植物を採取し調理して食べたところ、午後8時ごろから体の痛みや嘔吐、手足のしびれなどの症状が出ました。
このうち1人が午後11時ごろに管内の医療機関に救急搬送されましたが、同日、死亡が確認されています。
同保健所などが調べた結果、2人が食べた調理品や吐物から、トリカブトに含まれる有毒成分「アコニチン」が検出されました。
症状もアコニチンによる中毒と一致することなどから、同保健所はトリカブトを原因とする食中毒と断定しています。
トリカブトは、春先に芽吹く山菜のニリンソウと葉の形が似ており、誤って採取してしまうケースが毎年報告されています。
北海道は、食用と確実に判断できない植物は「採らない、食べない、売らない、人にあげない」よう注意を呼びかけています。