親が働いていなくても保育園に子供を預けられる「こども誰でも通園制度」が、2026年度から全国で始まりました。

この制度は、生後6カ月から2歳までの子供が対象で、1時間300円で月10時間まで利用できます。

特徴は、どんな理由でも利用できること。保護者のリフレッシュのためや、子供が家庭以外の環境に慣れるための練習としても使える制度です。

秋田県内で唯一、2024年から制度を試験的に導入していたのが湯沢市です。実際に利用した保護者の話から、成果と課題をまとめました。

湯沢市の学校法人・双葉学園です。2024年と2025年の2年間で延べ50人の子供が制度を利用しました。

制度を利用した親からは、「子供がいるとどうしてもできなかった家事や自分のことが後回しになっていたので、預かってもらっている間にたくさんやることができてかなり助かった」「まだ入園前だったので、園の雰囲気が分かった。入園前に子供の友達も何人かできて良かった」「親子で登園でき、不安が解消できた」などの声が聞かれました。

一方で、園では受け入れに対応する保育士のやりくりが必要な時期があったほか、保護者からは「月10時間までの利用時間では短い」という声も聞かれたといいます。

双葉学園ふたば子育て支援センター・高橋千恵子施設長:
「始めた当初は現場の混乱もあり、どのように受け止めていいのか手探りの状態だった。在園児とのすみ分けなどの問題もあったが、回数を重ねていくことで全職員で連携しながら改善してきた。しかし、まだ課題はある」

利用の手順です。

専用のウェブサイト「つうえんポータル」の手順に沿って利用申請をします。自治体から利用者認定を受けると、利用が可能になります。

施設を初めて利用する時は面談が必要ですが、2回目以降は専用のサイトからの予約で利用が可能です。

なお、秋田市内では、2026年度は既に51人から申請がありました。

子育て支援の新たな制度が今後どのように広がっていくのか、注目です。

秋田テレビ
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