猛暑に対応したコメの生産を進めるため、富山県と農協は、兼業農家が5月中旬に田植えを行えるよう経済団体に協力を要請しました。
県と農協は、ゴールデンウィークに田植えをすると、最も暑い7月に稲穂が出て、品質の低下につながるとして、稲穂が出る時期が8月になるよう、5月15日ごろの田植えを呼びかけています。
3日は県とJA富山中央会の担当者が県商工会議所連合会を訪れ、兼業農家がゴールデンウィーク明けに休暇を取得できるよう協力を申し入れました。
*県農業協同組合中央会 豊川和人部長
「温暖化に対応した栽培管理の重要性が一層高まっていると考えている。富山県は特に兼業農家が多い。平日にも田植え休暇が取得しやすいように協力をお願いしたい」
要請を受け、県商工会議所連合会は、従業員の休日振替や有給の取得を推進するよう加盟企業に呼びかけるとしました。
暑さに弱い主力品種「コシヒカリ」の去年産の一等米比率は85.3%と、前の年の同じ時期に比べ4%下回りました。
一方、暑さに強い「富富富」は前の年を下回ったものの、95.8%の一等米比率を維持し、県は県内での生産を拡大させたいとしています。