不妊治療の新たな拠点が完成です。
米子市の鳥取大学医学部附属病院に男女双方の不妊治療を行う「高度生殖医療センター」が設置されました。
男性への不妊治療の充実が大きな特徴だということです。
新しい「高度生殖医療センター」は、附属病院の産婦人科の一郭を改装して設置され、4月1日から運用が開始されました。
3日はセンターの概要などについて、報道への説明と施設の公開が行われました。
説明によると、近年の晩婚化や高齢妊娠の増加に伴い、不妊治療へのニーズは高まり続けているものの、鳥取県内ではニーズに応える環境が十分に整っておらず、特に男性の不妊治療への体制整備が求められてきたといいます。
鳥大病院高度生殖医療センター・谷口文紀センター長:
「48%。約半分近くが男性側に(不妊の)原因がある」
新しいセンターでは専門医や看護師・薬剤師などがチームをつくり、妊娠前の健康管理から不妊治療までを一貫して行います。
特徴は、女性診療科と泌尿器科が緊密に連携して男性の不妊治療を大幅に強化する点だとしています。
また、鳥取県内では初めて「帝王切開」の傷跡のため、次の出産が難しくなった女性への治療も行われるということです。
鳥取大学医学部附属病院・武中篤病院長:
「お2人で受診していただいて、カウンセリングなどワンストップでできるようなセンターになればと思っている」
附属病院では地域医療の要として、その役割を果たしていきたいとしています