およそ100年にわたり地域を支えてきた店が引き継がれます。阿蘇郡西原村にある商店が村の地域おこし協力隊の男性に事業譲渡されました。

西原村の河原地区にある坂本商店はおよそ100年わたり生活用品や食品、酒などを扱う地域唯一の店として親しまれてきました。

しかし、店を存続させるためには経営者の高齢化や後継者不足が課題となっていました。

【坂本さん】
「100年近くはなりますね」「私が3代目です」「爺さん、おやじ、私」「地域の人たちが良くしてくれて、地域の店だということでいろんな事で手伝っていただき、そして買い物もしていただいてきたんですけど後継ぎがいなくて」

こうした中、西原村では村の商工会などと連携し事業承継を支援していて、今回、この取り組みで初めて事業譲渡が成立。

村の地域おこし協力隊の鶴薗 敦也さんに引き継がれることになり、この日は坂本商店の店主 坂本 健一さんとともに西原村役場を訪れ、吉井 誠 村長に報告しました。

【西原村 吉井 誠村長】
「河原地区で長きにわたり地域に寄り添った形でお勤めいただき本当にありがとうございます」

吉井村長は、「今後も地域ぐるみで支えていきたい」と挨拶しました。

【鶴薗さん】
「〈歴史をここで途切れさせてはいけない〉と思ったから事業承継した。地域に開かれた、根差した商店に少しずつ育てていきたい」

鶴薗さんは今後、坂本商店を『河原商店』と改め、住民に親しまれるような店づくりを目指すということです。

テレビ熊本
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