熊本市は熊本地震の教訓を生かし安全な車中泊避難を行うためのガイドラインなどを
策定しました。車中泊避難場所として熊本競輪場など市内2カ所を指定し、今後も増やす方針です。

【熊本市 大西一史市長】
「車中泊避難を推奨するわけでないが安全に避難生活を送ってもらえる対応を考える必要があるということで策定した」

熊本地震の後『避難所が満員で入れない』『小さな子どもがいる』などの理由で熊本市民の約4割が経験したとされる車中泊。

市は、やむを得ず車中泊避難を選択した場合もエコノミークラス症候群などで災害関連死につながらないよう検討を進めてきました。

去年11月、市は、崇城大学や防災関連の企画会社『Bosai Tech』と連携しスマートフォンでのオンラインシステムを使った実証実験を実施。

それを基に、これほど車中泊避難の考え方を示したガイドラインや注意事項などが記載されたマニュアルを策定。車中泊避難場所も指定しました。

【中原理菜アナウンサー】
「市は車中泊避難場所として中央区の熊本競輪場と南区のアクアドームの駐車場を指定しました。震度6弱以上の地震が発生した場合に開設されます」

市はこの2カ所以外にも準備が整い次第、指定場所を増やし今年度中にオンラインシステムを運用可能にしたいとしています。

一方、熊本市は物価高騰対策として水道料金を減免する経費約12億円を2日専決処分しました。

上水道の利用世帯は基本料金を、その他の世帯については下水道料金などの減免で対応し1世帯あたり3カ月分で2670円から4092円の減免になるということです。市はシステムの改修を行いことしの秋ごろには減免を行う予定です。

テレビ熊本
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