軍事的な活動を活発化させる中国などへの抑止力や南西諸島の防衛が狙いです。熊本市の健軍駐屯地に31日、国内で初めて長射程ミサイルが配備されました。
【小泉 防衛大臣】
「我が国の抑止力、対処力を強化する上で極めて重要な取り組み」
3月9日に健軍駐屯地に搬入された『12式地対艦誘導弾能力向上型』。
従来型の200キロをしのぐ射程約1000キロのミサイルで、防衛省は31日、配備に合わせて名称を『25式地対艦誘導弾』と変更したと発表しました。
健軍駐屯地に31日付けで配備が完了したのは、ミサイル本体以外の発射機や統制装置などで、『配備完了』とは「いつでも運用可能な態勢が整った」ことを指します。
駐屯地周辺では、ミサイル配備に反対する市民団体のメンバーなどが集まり、配備の中止を求める要望書を小泉防衛大臣あてに提出しました。
防衛省は、配備についての説明を求める声に対し「検討する」としていますが、防衛省幹部はTKUの取材に対し「運用が始まった装備の是非について我々が説明することはない。記念行事などで見に来ていただければ丁寧に説明する」と話しています。
ミサイル配備を受け木村知事は「国には県民の不安解消につながるよう分かりやすく丁寧な説明を行うとともに安全対策の徹底をお願いしたい」とコメント。大西熊本市長は「県と連携しながら丁寧な説明と住民生活への配慮を求めていく」としています。