あすから4月ですが、今年に入って初めての値上げラッシュになりそうです。
料理には欠かせないあの食材も値上げで、福岡の人気唐揚げチェーン店も悲鳴を上げています。
福岡市東区のスーパーです。
4月から値上げとなる商品を聞いてみると…
◆担当者
「こちらの『どん兵衛』が204円(税込み)のところ、4月からは214円(税込み)の販売となる」
こちらの店では、こうした人気のカップ麺が10円から40円ほどの値上げ。
5食入りの袋麺も、一部で50円ほどの値上げとなります。
さらに…
◆担当者
「マヨネーズの『ピュアセレクト』、4月から原価が20円ほど上がる予定だが、当面の間は据え置き価格で販売する」
こちらのマヨネーズも仕入れ値が20円ほどアップ。
今後の値上げは避けられないといいます。
◆利用客
「少しずつの値上げだが、積み重ねたら大きな値上げにつながる」
◆利用客
「必需品というか、生活で使う物が結構高くなっているなと感じる。ちょっと苦しい…」
帝国データバンクの調査によりますと、原油高などを背景に4月も幅広い分野で値上げが相次ぎ、飲食料品では加工食品や調味料類など実に2798品目が値上げされるといいます。
中でも家計を直撃しそうなのが…
◆記者リポート
「この食用油、帝国データバンクによると、値上げが予定されているということです」
「日清オイリオグループ」など主要メーカーは、4月1日の納品分から食用油の価格を8%から15%程度、値上げすると発表しています。
こうした食用油の値上げの影響に頭を悩ませているのが、福岡を中心に展開する唐揚げ弁当のテイクアウト専門店です。
この店では、名物のげんこつ型の大きな唐揚げを1日に約600個作っています。
そのため、油も1日40リットルほど使うといいます。
◆とよ唐亭 事業開発部 豊田豊 部長
「油の価格まで上がっていってしまうと、なかなか大変な経営状態になる」
店によりますと、円安の影響で、唐揚げに使用している外国産の鶏肉も仕入れ価格が去年の同じ時期と比べて2倍ほどに高騰。
こうした状況を受けて店では2月、弁当の価格を一律20円値上げしたばかりです。
そんな中で、経営に追い打ちをかけているのが中東情勢の悪化です。
原油価格が高騰していることから、業者からは弁当容器のさらなる値上げも予告されているといいます。
◆とよ唐亭 事業開発部 豊田豊 部長
「異常事態・非常事態だと思っているので、今後、国産の鶏むね肉を使用した商品も視野に入れながら、開発を進めている」
店では、「極力値上げはせず、安く仕入れられる材料を使った新商品を開発することで何とか乗り切りたい」としています。