新店や商業施設が次々とオープンし、にぎわいを増す広島駅南口。そこに、新たな学びと憩いの拠点が加わる。4月1日、広島市立中央図書館がエールエールHIROSHIMAの8階~10階に移転開館し、思わず長居したくなる空間へと生まれ変わる。

商業施設と一体化した図書館

広島市立中央図書館は、市が総事業費約132億円をかけ、広島駅南口の商業施設「エールエールHIROSHIMA」へ移転。8階〜10階の3フロアに約120万冊を所蔵する。

広島の街並みを一望できる閲覧スペースも
広島の街並みを一望できる閲覧スペースも
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特徴は、建物の吹き抜けをいかした円形の通路。フロアを回遊しながら本を探せる構造になっている。さらに壁の一部をガラス張りに変え、広島の街を眺めながら読書ができるのも大きな魅力だ。

3つのフロアで広がる過ごし方

新しい図書館はフロアごとに機能が異なり、子どもから大人まで楽しめる〝全世代型〟の図書館を目指している。

8階は「子どもと青少年のフロア」
8階は「子どもと青少年のフロア」

8階に子ども向けのフロアを新設。読み聞かせができるエリアや、ダンスや演劇の練習などに活用できる多目的ルームを備えた。
9階には広島の歴史や文化に関する資料が並び、「郷土資料館サテライト」も設けられている。

映像文化ライブラリーと郷土資料館サテライト
映像文化ライブラリーと郷土資料館サテライト

10階は、多彩な閲覧スペースの中からお気に入りの場所を見つけ、思い思いに読書を楽しめるフロアだ。また、図書館と一緒に移転した「映像文化ライブラリー」の上映ホールでは、広島ゆかりの作品を中心に鑑賞できる。

平日21時まで開館、予約制の自習室も

今回の移転によって、開館時間も長くなる。
平日の利用はこれまでの19時から21時に延長。仕事帰りや学校帰りにも立ち寄りやすい。さらに休館日は「毎週月曜日」から「原則第2月曜日」となり、開館日も増える。

自習室は予約制となったが、曜日に関わらず10時〜21時まで利用可能。館内にはほかにも自習できるスペースが充実している。

広島市・松井一実市長
広島市・松井一実市長

広島市の松井一実市長は「くつろぎながらそれぞれの目標を達成する場にしていきたい」と話す。
幅広い層の利用が期待される広島市立中央図書館。変化を続ける広島駅南口エリアに、新たなにぎわいをもたらしそうだ。

商業施設内へ移転した広島市立中央図書館
商業施設内へ移転した広島市立中央図書館

【広島市立中央図書館】
▶︎開館時間
 月~金:10時~21時
 土日祝・8月6日:10時~18時
 ※自習室・多目的室は10時~21時まで利用可能
▶︎休館日
 原則第2月曜日
 年末年始
 図書整理日、特別整理期間

(テレビ新広島)

テレビ新広島
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