広島市中区の平和公園にある原爆供養塔に納められている遺骨のうち、去年、初めて遺髪のDNA型鑑定で身元が判明した遺骨が、22日朝、遺族のもとへ引き渡されました。
原爆供養塔には、今回身元が判明した梶山初枝さんの妹や甥など、親族が訪れました。
去年、原爆供養塔の骨壺に残された「遺髪」のDNA型鑑定を行ったところ身元が判明し、けさの遺骨の引き渡しにつながりました。
【梶山初枝さんの甥 梶山修治さん】
「一緒に帰りましょうと 心から声をかけてあげることができ、81年前の約束を果たすことがかないました」
今回の身元判明を受けて広島市は、40年ぶりに原爆供養塔の骨壺を総点検したところ、氏名などが判明しながら遺族が不明の813人の遺骨のうち52人の遺髪がのこっていることが分かりました。
母系の遺族が健在で、申し出があればDNA型鑑定を行うとしています。