舞台は京都、北野天満宮。
没入体験で日本の美と文化を発信します。
古都・京都に平安時代に創建された北野天満宮。
学問の神様として知られる菅原道真をまつる由緒正しい神社で20日から始まるのが、イマーシブ公演「花宵の大茶会」です。
イマーシブ公演とは、観客が客席から舞台を見るのではなく、物語の空間の中に入り込む没入型の演劇形式。
最新の映像技術と音楽、ダンスなどが融合した最先端のアートですが、そもそもなぜ、北野天満宮でイマーシブなんでしょうか。
北野天満宮 禰宜(ねぎ)・東川楠彦さん:
とりわけ若い世代の方々、あるいは海外の方々に北野天満宮の魅力を伝えていくために、今の時代に合った形、新しい技術や創造、アイデアを組み合わせて発信していくのがいいのではないか。
演出を手掛ける1人が、アーティストの蜷川実花さんです。
アーティスト・蜷川実花さん:
北野天満宮という本当に歴史がある場所でやらせていただいて、どういうふうにアート作品とその空間の意味や物語の意味と合わせていくかというところが、結構注力したところです。
最新のイマーシブ体験ができるのは、北野天満宮にある建物『風月殿』。
中で上演される物語には菅原道真をはじめ、豊臣秀吉、紫式部、土方歳三など、北野天満宮にゆかりのある人物が時を超えて登場。
観客は建物の中を自らの足で移動しながら、目の前で繰り広げられるさまざまなパフォーマンスを堪能します。
見るだけでなく物語の登場人物として参加することで、よりリアルな没入感を、セリフなしで紡がれる物語を五感を通して感じることができます。
北野天満宮 禰宜(ねぎ)・東川楠彦さん:
この京都の魅力、日本の文化、伝統、歴史というのをより広く、わかりやすく伝えていきたい。今の令和の時代のいろんなものを吸収しながら、組み合わせてこの魅力を発信していきたい。
古都・京都からまた一つ、令和ならではの美と文化の発信が始まります。