大阪府守口市で職員が市長から不当な人事異動を受けたと訴えた問題で、市議会の百条委員会は、市長のパワハラを認定しました。

守口市議会の百条委員会はきょう=19日、瀬野憲一市長のパワハラに関する調査報告書をまとめました。

守口市では去年スポーツ関係団体への不透明な補助金支給をめぐり、議会が紛糾しました。

複数の幹部職員が事態収拾を求める「具申書」を提出したところ、瀬野市長は「行き過ぎた行為だ」と職員を非難。

このうち幹部職員1人は年度途中に別部署へ異動となり、「不当な異動発令だ」として瀬野市長によるパワハラを訴えました。

これについて百条委員会は「異動に必要性は認められず、市長の権限を逸脱している」としてパワハラの3要件すべてを満たすと結論づけました。

瀬野市長は取材に対し「私の主張もなかなか認められなかったんだなと思って。そこは残念だと思います」とコメントしました。

瀬野市長は職員への謝罪の意向は示さず異動を取り消す考えもないということです。

幹部職員は関西テレビの取材に「報告書では組織運営上の大きな課題が浮き彫りになった。『ダメなものはダメ』と言える風通しの良い組織に変わることを願っている」とコメントしています。

関西テレビ
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