3月17日未明、青森県三沢市の沖合で貨物船と漁船が衝突し漁船が転覆しました。
この事故で岩手県洋野町の61歳の男性を含む乗組員4人が死亡しました。
八戸海上保安部によりますと、17日午前1時20分ごろ、三沢市から北東に約20kmの沖合で、貨物船「末広丸」と八戸市の港から出港した漁船「第六十五興富丸」が衝突し、興富丸が転覆して沈没しました。
興富丸漁業 秋山貴志社長
「(漁の)準備をしている中で振り向いたらもう目の前にその船が来ていた。慌ててみんな海に飛び込んだという話です」
この事故で漁船の乗組員13人が海に投げ出され、このうち洋野町有家に住む甲板員・長根博文さん(61)など4人が死亡しました。
転覆した興富丸は16日夜に八戸港を出港した底引き網漁船で、乗組員は全員、救命胴衣を着用していたということです。
死亡した長根さんについて長根さんの親族は、岩手めんこいテレビの取材に対し「地域の行事にも積極的に加わり、家族も大切にする優しい人だった」と、突然の死を悼んでいました。
海上保安庁などは関係者から話を聞き、事故の詳しい原因を調べています。