都心の人気のマンション・晴海フラッグで今、“闇民泊トラブル”が相次いでいるそうです。

海外の方が海外のSNSでやり取りしてしまうと実態がつかみにくくなります。
そんな中、警察が連日のように出動する事態となっているようです。

晴海フラッグで相次いでいたのは、外国人旅行客との民泊トラブル。

さらに、マンション周辺には無許可でお金を取って客を送迎する、いわゆる白タクと疑われる車がずらりと並んでいたのです。

騒動の現場となっているのは、東京オリンピックの選手村の跡地に立つ大規模住宅地の晴海フラッグ。

目の前に東京湾が広がる絶好のロケーションが人気のマンションですが、今、連日のように警察が出動する事態となっていました。

これは住民が撮影した動画。
マンション内に複数の人物がキャリーケースを持って進入してきたのです。

こうした光景は、春節や国慶節といった中国の大型連休の時に多く見られるといいます。

住民:
旅行者にしか見えない。スーツケースを持って入っているのを見ているし、ルール上(民泊は)ダメ。

このマンションは民泊は禁止されています。

そのため、住民からは無許可で空き部屋を貸し出している入居者がいるのではないかとの疑いの声が広がっています。

宿泊客とみられる人たちは、マンションの近くに止められた車からキャリーケースを下ろし施設の中へと入っていきます。

住民が捉えた動画では、無許可で客を運ぶ白タクらしき4台の車。
すぐそばでは複数人の男性がたばこを吸っています。

客を待っているのでしょうか。

住民からは「四六時中、白タクを見ているような気がする。朝とか夜とか問わず、かなりいるような状況で、怖い思いを何度もしているような状況」と不安の声が。

こうした不審車両の目撃が相次ぎ、通報を受けた警察が出動する騒ぎも起きています。

現場で取材中、マンション住民が1台の不審車両を発見する場面に遭遇しました。

マンション前の路上に1時間以上も駐車を続ける白い車。
ドライバーの姿は見当たりません。

マンションの住民がすぐ通報すると、警察官が現場に駆け付けました。

その後、警察官が路上駐車禁止で車を取り締まろうとしているところにドライバーが戻ってきました。

警察官からは厳重注意を受けることになりました。

通報した住民は「こういうことがずっと続いていて、少し参っているという本音」と話します。

晴海フラッグ周辺では、過去には無許可の民泊を疑うような暗証番号のボタンがついたキーボックスが多数確認されています。

マンション住民の部屋には、思わぬ訪問者が現れることもあったといいます。

インターホン越しから中国語でこんにちはと呼びかけてくる女性。
民泊に関係する人が部屋を間違えた可能性が指摘されています。

こうした事態は度々起きていて、住民の暮らしが脅かされているとの声が上がります。

マンション住民:
悲しいし…。怒りにも変わってきている。

さらに2月、住民が使用できる来客専用の駐車場を、1週間ほど無断で使った車のボンネットには中国語で違法駐車と落書きがされていました。

住民らは車を他の場所に移動させましたが、一時的にレッカー費用など30万円を負担することになりました。

晴海フラッグで相次ぐ民泊トラブル。

住民らは、これまでに国や東京都に改善を求め、申し入れも行っています。

マンション住民:
ここは景色も良いし新しくできた街。環境がもうちょっと整えばうれしい。

マンションの管理会社は「規約に反する行為に対しては、今後も関係各所と連携しながら適切に対応していく」とコメントしています。