3月16日に運航開始から20周年を迎える福岡県北九州市の航空会社スターフライヤー。
20年の節目を記念してファンに贈る特別な体験プログラムを用意しました。
◆記者リポート
「目覚めてテントを出ると、目の前に飛行機が!そんな特別な体験が実現します」
北九州空港を拠点に運航を始めて20周年となるスターフライヤーが、旅行会社JTBの発案を元に商品化した「STARFLYER BASE・KITAKYUSHU・翼と夢見る格納庫ナイト」。
滑走路脇の格納庫に宿泊し、航空機のすぐそばで一夜を過ごす1日12組限定の特別な体験プログラムです。
◆スターフライヤー 本居慎二 経営戦略部長
「さすがに(格納庫に)寝ていただくという発想はなかったので、ひっくり返るというか、『そんな発想あるんだな』というところから始まった。航空機の保全の問題があるので、いろいろ現場のメンバーとも議論を重ねて、『やれるんじゃないか』というところまでようやく持ってこられた」
整備のための格納庫は当然、普段は立ち入れない“秘密基地”のような場所。
そこに参加者自ら宿泊用のテントを張ることで非日常感とワクワク感が一層高まります。
一方、食事はケータリング方式で、温かなメインをはじめ、彩りも華やかな冷製料理やデザートなど、最高ランクの約20品が並びます。
さらに、航空局や保健所との調整を重ねて実現した宿泊プログラムの一番のおすすめが、格納庫前で楽しむ本格サウナです。
まきをたいて熱するフィンランド式で、しっかり汗を流した後は、飛行機を眺めながらじっくり整うことができます。
そして、夜も深まった午後11時半、いよいよ主役の登場です。
◆記者リポート
「1日のフライトを終えた機体が、束の間の休息のため格納庫に入ってきました」
格納庫ナイトの本番はここからです。
朝の出発まで駐機される飛行機を、整備士の解説を聞きながら隅から隅まで観察できます。
<整備士の解説>
「扇風機の羽根みたいなものが出ていますけれども、『ファンブレード』といって、全部で36枚付いていまして、このブレード1枚で結構なお値段、車1台分ですね。それが36枚あるから、すごいお値段ですね」
さらに!
◆記者リポート
「参加者を対象にしたビンゴの賞品には『トーイングカー』の搭乗体験もあります」
航空ファンでなくても心が躍る特別体験。
あとは、翌朝6時に起きて出発する飛行機を見送るまで、翼の下で夢見る一夜を過ごします。
1泊2食付きの参加費用は、テントひと張りを大人2人で使った場合、1人19万2500円です。
◆JTB北九州支店 谷口瞬祐さん
「航空ファンだけではなくファミリーの方や、キャンプがお好きな方で、こういった特別な場所でキャンプをしたい方などにも響けばと思っています。そこから北九州に興味を持って足を運んでくださる方が増えることも期待しているし、それで北九州全体、北九州エリア全体が盛り上がっていけばなと思っています」
4月から6月までに予定されている第1回からの3回分は、専用サイトから先着順での受け付けが始まっていて、既に複数の予約が入っているということです。
「格納庫ナイト」の主なスケジュールです。
まずチェックインは午後4時で、広い格納庫の中で自分でテントを張ります。
その後はサウナなどを楽しみつつ、午後7時に豪華ケータリングの格納庫ディナーです。
そして整備士による格納庫ツアーがあり、午後11時半が本番です。
フライトを終えた機体が格納庫に入ってきて、あとは朝までじっくり、機体と“添い寝”できるというわけです。
参加費用ですが、テントひと張りを1人で使うと33万円、おとな2人で使うと1人19万2500円です。
イベントは4月から6月まで月に1回ずつ行われることになっていて、6月以降の実施も検討中ということです。