地面をびっしりと埋め尽くすペットボトルなどの大量のごみ。
これらのごみが人気観光地の景観を台無しにし、地元の人の生活にも影響を及ぼす事態となっています。
日本のはるか南西に位置するインドネシアの世界的ビーチリゾート、バリ島。
日本からも多くの観光客が訪れる人気スポットです。
きれいな砂浜が広がり、漁業も盛んなケドンガナンビーチ。
しかし、今週撮影された映像ではごみで埋め尽くされてしまっています。
これらは海から流れ着き、浜に打ち揚げられた海洋ごみ。
サンダルや食品のパッケージなど、多くのプラスチックごみが漂着していました。
ビーチを覆い尽くすまさかの光景に、観光客は「とても残念です。潮の流れでゴミが運ばれてきているんだと思いますが、そのせいで観光が打撃を受けています。観光にとって良いことはまったくありません」と話していました。
地元の漁師も頭を悩ませていました。
地元の漁師:
漁師として仕事をしたい時に本当に邪魔です。海に出る前に、まずゴミを片付けなければならない。海が汚れているせいで漁師の収入にも少し影響が出ています。
バリ島では昨今、こうした海洋ごみの漂着がこの時期に問題化。
これを受け、ボランティアがごみ拾いをしたり拾ったごみを加工しさまざまなものを作ったりと、リサイクルにも力を入れています。
それにしても、海洋ごみはなぜこの時期に大量漂着するのでしょうか。
現在、雨期にあるバリ島ではモンスーンと呼ばれる季節風の影響で、大量の海洋ごみが流され沿岸部に押し寄せてくるといいます。
地元当局は定期的に清掃チームを派遣するなどしているものの、ごみの漂着は続いていて対応に追われているということです。