イラン情勢の悪化で原油の供給不安が強まる中、石油備蓄の協調放出について過去最大規模が提案されていると報じられ、原油価格への影響が注視されています。
アメリカのウォールストリート・ジャーナルは、「IEA(国際エネルギー機関)が、過去最大規模の放出を提案した」と報じました。
ロシアのウクライナ侵攻時に放出された1億8200万バレルを上回る規模になるとしています。
放出が実行されれば、エネルギー需給の逼迫(ひっぱく)を和らげるとの見方が広がり、11日の東京の原油先物市場で、中東産価格は値下がりに転じ、売りが優勢になりました。
東京株式市場でも、日経平均株価が一時1300円を超えて値上がりしています。
原油高をめぐる警戒感が和らいだ形で、備蓄放出の議論の行方に関心が集まっています。
11日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、10日に比べ、1139円36銭高い、5万5387円75銭、TOPIX(東証株価指数)は3727.35でした。