宮城県南三陸町では、津波で被災した旧防災対策庁舎を前に7日、当時の出来事を町の元職員が話す語り部が行われました。
南三陸町元職員 高橋一清さん(南三陸311メモリアル顧問)
「仲間と行動を共にしたいという思いだったので、助かって良かったという気持ちは一つもなかった」
語り部を務めた高橋一清さんは当時、町の観光振興係長で、防災対策庁舎に駆け付けた後、避難所を開設するため高台に向かいました。津波はその後、庁舎を飲み込み、職員など43人が亡くなりました。
この取り組みは震災発生から15年となるのを前に教訓を伝えようと企画されました。高橋さんは県外から訪れた人を案内しながら、当時の様子を詳しく説明しました。
東京から訪れた人
「今もまだ思いがあるのを聞けたのですごく貴重な体験だった」
元職員による語り部は8日も行われます。