NHKの職員であるチーフディレクターが、面識のない女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕されました。
これを受け、NHKが6日、会見を開き謝罪しました。

NHK・安保華子理事:
職員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、被害に遭われた方、視聴者の皆さまに深くおわびいたします。このたびは本当に申し訳ございませんでした。

逮捕されたのは、NHK報道局スポーツセンター スポーツ情報番組部のチーフディレクター・中元健介容疑者(50)です。

事件は2026年1月、東京・渋谷区で起きました。
中元容疑者は、路上で見かけた面識のない女性に声をかけ、近くのビルに連れ込み、「俺、危ない物持っているから」と脅して犯行に及んだとみられています。

事件後、被害女性から相談を受け捜査を進めていた警視庁は、周辺の防犯カメラ映像などから容疑者の特定に至りました。

中元容疑者は2000年に入局し、主にスポーツ番組などの制作を担当。
NHKは「番組制作に意欲的に取り組むチーフディレクターで特に業務上問題があるなどはなかった」としています。

一方で、事件当日の中元容疑者の行動については、「当日は休日出勤で、事件は本人が出勤してくる前とみられる」としたうえで、「事実関係を早急に確認し厳正に対処する」としています。

調べに対し、中元容疑者は「腕を押さえたり脅迫したりはしていません」と供述し、容疑を一部否認。

警視庁の管内では、別の女性からも同じような被害について相談を受けているとしています。

また、中元容疑者のスマートフォンには別の事件に関わった可能性のある動画などが確認されていることなどから、余罪についても調べを進める方針です。