南三陸高校で宮城県外出身の生徒が卒業です。南三陸高校では多様な人材を受け入れるため、生徒の全国募集を行っていて、その1期生が学びやを巣立ちました。
卒業式には3年生52人が出席しました。
南三陸高校では生徒数の減少を受け、多様な人材を確保することなどを目的に、2023年度から生徒の全国募集を行っています。
今年度は、その1期生にあたる県外出身の3人が卒業の日を迎えました。
南三陸高校 鹿野憲明校長
「南三陸町の一員として、これまで地元の仲間たちと多くの経験を積み上げ、一言では言い表せないほどの、見聞を広げたことでしょう」
県外出身の生徒は親元を離れ寮生活に。それでも、地元の有志の人たちが交流会を企画するなど、地域が受け入れ、仲間が歓迎しました。
新たな門出の日…南三陸町で過ごした3年間の思いがあふれました。
山形県出身 伊藤芽衣さん
「私は中学校3年間、ずっと学校に行けなくて。みんなのおかげで高校卒業ができたと思っていて、中学校の私なら考えられないこと」
「Kizuna留学生」と呼ばれる全国募集の生徒たち。南三陸町が特別な土地になりました。
山形県出身 伊藤芽衣さん
「前町長の佐藤仁さんが私たちを受け入れてくれる時に言ってくれた第二の古里に、今はそう思っている。住むのは難しいけど関わり続けたい。お世話になった人がたくさんいる」
東京都出身 有川颯さん
「自分の生まれ育った地元よりも、ここは大切な地元だと思った。ずっと宮城にいたいと思っている」
県外出身の卒業生は卒業後、南三陸町を離れますが、これからも町とのきずなは続きそうです。