ひなまつり・卒業式に続き早くも夏の準備、アユの“赤ちゃん”の話題。7月の釣りシーズンに向けて、舟形町では川に放流するアユを育てる作業が急ピッチで進められている。
舟形町の小国川漁協に鶴岡から到着したトラック。
(漁協組合員)
「スイッチ入れるぞ!」
ホースを使って巨大ないけすに移されていたのは、3カ月後には最上小国川に放流する体長約6センチのアユの稚魚たち。
7月の釣りシーズンに向けた準備は、実は毎年、前の年の秋に始まる。
「落ちアユ」の中から、元気な赤ちゃんを産んでもらう“有望なメス”「親魚」を選抜し、これを鶴岡市に運んで栽培漁業センターで採卵・ふ化した稚魚を、舟形町などの中間育成施設で10センチになるまで育て、川に放流する。
最上小国川の2026年の放流量は、例年並みの55万匹を見込んでいる。
(小国川漁協・齊藤光雄副組合長)
「県内の河川で獲れたアユを採卵してふ化させて“山形ブランド”のアユをこだわって提供している。できるだけ元気に大きくしておいしさを味わって楽しんでほしい」
2026年の県全体の放流量は110万匹で、川の水温が上がる5月~6月にかけてそれぞれの河川に放流される。