上市町で先月見つかった野鳥の死骸から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け、県は緊急の会議を開き、対策を確認しました。
この会議は、先月27日に上市町で見つかった野鳥から致死率の高い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受け開かれたものです。
高病原性の鳥インフルエンザが確認されたのは、先月27日に上市町新屋の住宅の庭で見つかった死んだ野鳥のフクロウ1羽で、環境省が遺伝子検査を行ったところ、ウイルスはH5亜型の高病原性とわかりました。
県内の高病原性鳥インフルエンザの感染確認は今シーズン初めてで、2023年11月以来です。
会議では、死亡個体の回収地点から半径10キロ圏内にある渡り鳥の飛来地7カ所と、県内の主要な飛来地6カ所の合わせて13カ所で対策を強化し、目視による監視を通常の倍の週2回程度行うことを確認しました。
今シーズン、全国ではこれまでに養鶏場など20カ所で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され、約487万羽が殺処分となっています。
県によりますと、今のところ県内に21ある養鶏場で異常は確認されていないということですが、すべての施設を対象に4日から消石灰による消毒を行うことにしています。
*県農業技術課 清水康博課長
「野鳥で見つかったということは、鳥インフルエンザの病原性の危険性が高まっているという認識。養鶏農家には防疫体制の徹底を図っていきたい」