旧統一教会に対する解散命令請求の是非について、4日に東京高裁の判断が下ります。

現役の信者が取材に応じ、胸中を明かしました。

旧統一教会信者・小嶌希晶さん(30):
「どっちなのかな…」という不安な気持ちと「解散になったらどうなるんだろうな」という思いで待っている状況ですね。

2022年に起きた安倍晋三元首相銃撃事件。

無期懲役判決を受けている山上徹也被告が「旧統一教会への恨み」などと供述したことがきっかけで、信者による高額献金などが問題視されました。

文部科学省は、高額献金などの被害が解散事由にあたるとし、東京地裁に解散命令を請求。
2025年3月、東京地裁が教団への解散命令を決定しました。

教団側が即時抗告したため、審理の場は東京高裁に移っていました。

東京高裁が解散を命じた場合、その時点で宗教法人格を失い、解散手続きが始まります。

教団は最高裁に特別抗告できますが、最高裁が高裁の判断を覆すまでは事実上解散状態となります。

現役の信者で宗教2世の小嶌さんは…。

旧統一教会信者・小嶌希晶さん:
(2009年のコンプライアンス宣言以降は)解散に値するほどひどい事案はないと認識しているので、解散しないだろうと信じて待っているけど、もしかしたら解散っていう地裁と同じ判断が出る可能性もあるとは思っているので…。

小嶌さんは教団が批判を浴びる中で「二世の会」を立ち上げ、幸せに暮らす姿を発信してきました。

旧統一教会信者・小嶌希晶さん:
家庭連合の二世として生まれて、二世として育ってきて、それを急に違うっていうふうにはできないし、家庭連合の二世として生まれたというアイデンティティーがあるので…。

同じ宗教2世でも、教団に対する強い憤りを持つ人もいます。

旧統一教会二世被害者:
(旧統一教会は)人道の面から考えても、どの国の社会にも存在してはいけない組織だと考えています。

信者である両親のもとに生まれ、別の信者夫婦の養子となった女性は、育ての親が多額の献金をしたことで経済的に苦しい生活を強いられたと話します。

旧統一教会二世被害者:
お肉が食卓に出ることって本当にまれでしたね。(Q.それは高いから節約のためにお肉出てこない?)そうですね。(養父母の献金額は)4桁万円はいってるとは思います。家にあった統一教会の品物だったりとか、養父母たちの入信期間の長さから見て…。(Q.山上被告の事件があったからここまで動いたと感じる?)はい。