カタールメディアは2日、国営の「カタールエナジー」がイランからの攻撃を受け、LNG(液化天然ガス)および関連製品の生産を一時停止したと伝えました。
こうした中、LNGの価格が急騰しています。
2日のアジア向け価格は、先週末に比べて約40%急騰したほか、ヨーロッパで指標となる価格も35%上昇しました。
国際エネルギー機関の関係者は「これまでにないほどの急激な上がり方だ」と話しています。
世界のLNGの約2割が、カタールなどからホルムズ海峡を通って供給されています。
日本国内には約3週間程度の在庫がありますが、カタールの生産停止を受け、中国など大口の輸入国が他の地域からの調達を急ぐことで価格が上昇するおそれが出ています。
LNGには原油価格と連動して取引される契約も多く、関係者の間では、夏ごろ以降の電気ガス料金が上がる可能性を指摘する声が広がっています。