週末、富山県南砺市で開かれたモーグルのワールドカップ。ミラノオリンピックのメダリスト、堀島行真選手をはじめとした世界トップ選手のスピード、そしてダイナミックな技にたいらスキー場は熱狂に包まれました。
県内初開催となったフリースタイルスキー・モーグルのワールドカップ。
オリンピックで2つのメダルを獲得した岐阜県出身の堀島行真選手などを一目見ようと、大勢のファンが詰めかけました。
28日のモーグル個人戦。堀島は、大技「コーク1080」を決めます。
*ファン(愛知県から)
「お~。すごい」
ターンが少し乱れましたが、安定した滑りで3位となりました。
*堀島行真選手
「皆さんが来ているという所で失敗してはいけないという思いはあった、なんとか表彰台に立てたことはよかった」
女子では、今シーズン限りでの現役引退を表明している冨高日向子が圧巻の滑り。
ミラノオリンピック4位の悔しさを晴らし、自己最高の2位に入りました。
*冨高日向子選手
「ワールドカップの最高成績なのでうれしい気持ちでいっぱい」
そして、1日。
*リポート
「この雲ひとつない青空のもと、ワールドカップを生で見ようと非常に多くの人が会場に詰めかけています」
5000人近いファンが会場に詰めかけました。
行われたのはターン・エアの完成度とスピードの総合得点を1対1で競うデュアルモーグル。
堀島選手がオリンピックで銀メダルを獲得した種目です。
*ファン(富山市から)
「実際見て速かった。オリンピックが終わって興奮のまま選手を生で見られて嬉しい」
その堀島、準決勝での日本人対決を制し、スウェーデン選手との決勝へ。
第1エアを決めたあと、相手が転倒。やわらかい雪質で、堀島のターンも乱れますが、第2エアではこのジャンプのあと、見事、着地!
優勝を飾りました。
*堀島行真選手
「今回のデュアルではトップ4に3人日本人が上がっていて表彰台を独占する日が来てもおかしくないと思う。僕たちの今できる最大を全てやっているが、皆さんの応援が日本チームを強くすると思うのでこれからも応援よろしくお願いします」
また、県勢では魚津市出身の元野響が初めてのワールドカップに挑みましたが、予選敗退となりました。
*元野響選手
「地元で、とても気合いは入ってきたけど、自分の思うような滑りができずに、結果が残せなかったので、悔しい」
その元野と家族ぐるみで交流があるという堀島は…。
*堀島行真選手
「僕も初めてのワールドカップDNF(完走できない)で、元野選手もコースをうまく滑りきることができなかったので、同じ経験をしたと正直に思った。そういう経験をたくさんしていて、失敗も含めて、強くなってほしい」