大規模な改修工事が進む仙台市太白区の八木山動物公園に、新しい動物が加わることになりました。新たに加わるのはフタユビナマケモノ。どんな動物なのでしょうか。
3月2日に開かれた仙台市議会。この中で、太白区の八木山動物公園に新たな飼育動物として、フタユビナマケモノが加わることが明らかになりました。
八木山動物公園 門馬正樹園長
「新規動物の導入、動物の特徴や魅力を十分に引き出せる展示。こういったところの拡充に取り組み、動物を身近に感じ楽しみ学べる、杜の都の魅力ある動物園作りを進める」
南アメリカの熱帯雨林などで生息する、ほ乳類のフタユビナマケモノ。八木山動物公園でナマケモノが飼育されれば、1965年の開園以来初めてだそうです。
記者リポート
「新メンバーとなるフタユビナマケモノは、類人猿舎の場所にできる南米館で見ることができます」
八木山動物公園は現在、老朽化に伴う大規模改修工事が進められていて、フタユビナマケモノは南米館が完成する、2034年度にやってくる予定だということです。
仙台市ではジャイアントパンダの誘致をめぐり、2月、旧ジャニーズ事務所、「SMILE―UP.」との協力関係の解消を発表したばかりで、魅力ある動物園作りが課題となっていました。
実際にフタユビナマケモノを飼育している、高知県にあるのいち動物公園の飼育員・坂本美々さんに魅力を聞きました。
飼育員「ジャガイモを手渡ししてみようと思います」
長い爪を使ってパクリ!足でぶら下がりながら器用に食べていきます。
フタユビナマケモノはその名の通り、前足に2本の長い爪があり、1日のほとんどの時間を木にぶら下がって過ごすそうです。
高知県立のいち動物公園 坂本美々さん
「毛もお腹から背中に向かって生えていたり、ぶら下がることで全部逆さまになっているので、そういうところを見ていただけたらおもしろい」
つぶらな瞳でこちらを見つめていますが、実は起きている姿を見られるのは貴重で、フタユビナマケモノは夜行性のため、日中も寝ていることが多いということです。
高知県立のいち動物公園 坂本美々さん
「顔は上げてなくて丸くなっていると、どっちが頭でどっちがお尻かもわからないんですけど、顔を上げたりすると、こういう体勢でいたのかっていう、そういう感動があるみたい」
八木山動物公園の新たな仲間になるフタユビナマケモノ。
ひんぱんに動くタイプの動物ではないため、餌をやるタイミングが、観察のねらい目だということです。
高知県立のいち動物公園 坂本美々さん
「ゆったりとした気持ちでナマケモノが動くまで待ってあげるぐらいの気持ちで見ていただけたら。ちょっと動くまで待ったりとか、何回か見に行ったりとか、動いたところが見れたら、ラッキーなんだなって思ってもらいたい」