旭川市で2月27日金曜日に、2歳の女の子が、乗ってきたタクシーを降りた直後に、ひき逃げされ死亡した事件で、逮捕された女は事件後も業務を続けていました。

 一体何があったのでしょうか。

 「車にはねられたかもしれない」(母親)

 2月27日午後5時40分ごろ、旭川市神楽6条9丁目で2歳の女の子が路上に倒れているのを母親が発見しました。

 女の子は頭にケガを負っていて、搬送された病院で死亡が確認されました。

 警察は、ドライブレコーダーなどからタクシーを特定。

 女の子をはねて逃げたひき逃げなどの疑いで、旭川市のタクシー運転手・尾形智世容疑者(40)を逮捕し、3月2日月曜日、送検しました。

 「女の子がはねられたのと同じ時間帯です。薄暗くなってきた中、女の子はお母さんとタクシーからおり、タクシーはそのまま女の子をはねて逃走しました。」(川瀬 雄也記者)

 警察によりますと、女の子は、母親と帰宅するため、尾形容疑者のタクシーに乗ってきて、自宅付近でおりた後、タクシーの前方部分ではねられたということです。

 付近の住民は。

 「これから人生歩んでいく小さな子。かわいそうですし、親御さんの気持ちを考えると気の毒。つらく悲しい気持ち」(付近住民)

 「とてもかわいらしい愛嬌のある子どもさんで、こんにちはって言ったら頭をぺこっと下げてバイバイしてくれたり」(2歳女児を知る住民)

 「この道は通学路で子どもがよく通る。こんなことあっては困ってしまう」(付近住民)

 警察の調べで、尾形容疑者は、「私が事故を起こしたことは間違いない」と話す一方、「人とぶつかったことに気づかなかった」と、容疑を一部否認しています。

 尾形容疑者は、女の子をはねた後も、業務を続けていた事が分かっています。

 こちらはJAFの実験映像です。

 運転手の目線からは、前方には何も見えていませんが、実は車の目の前には、子どもがいたのです。

 幼い子どもは、運転席から死角になり、気づきにくくなるため、車から降ろした時はより一層の注意・確認が必要になります。

 尾形容疑者が勤めるタクシー会社は「社会的責任の重大さを含めてしっかりと対応していく」としています。

 警察は、当時の状況などをさらに調べています。

北海道文化放送
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