普天間基地の返還条件となっている緊急時における代わりの滑走路ついて、在沖海兵隊の司令官は、選定されたという報告を受けていないという見解を示しました。
普天間基地の辺野古への移設を巡っては、アメリカ国防総省が、施設が完成しても緊急時に使用できる代替滑走路が確保されない限り「普天間基地は返還されない」とする見解を示していたことが判明し、波紋が広がっています。
在沖海兵隊太平洋基地のウォルフォード司令官は2月27日、報道各社の取材に応じ、「緊急時に使用する代替滑走路」について次のような認識を示しました。
ウォルフォード司令官:
日米合意によれば、日本政府は普天間が返還する前に特定しなければなりません。あらかじめ特定される必要があります
Qまだ選定されていないと理解してよいか?
分からない。私の認識ではまだ選定されていないが、報告を受けたことはない
いっぽう、日本政府は代替滑走路については「事態に応じて適切な調整を図る事が可能」としながらも、決まったことはないとしています。
小泉防衛相:
具体的にどこの滑走路を使用するかということについて、決まったことがあるわけではありません
日米の認識に違いが見られることについて玉城知事は2日、「話がかみ合っていない」と厳しく指摘しました。
玉城知事:
ウォルフォードさんが民間の空港の長い滑走路を選定する必要があるっていっていることと、既に合意された事項がかみ合っていないんですよ。そこは私は両政府が確認すべきであると思います
そのうえで改めて普天間基地の返還に向けた条件を確認すべきと強調しました。