世界ジュニアでリベンジ誓う西野太翔

西野はかつて鍵山優真も練習していた東神奈川の横浜銀行アイスアリーナで練習を積む高校1年生。

焼き肉を食べて高校生らしい素顔を見せた西野太翔
焼き肉を食べて高校生らしい素顔を見せた西野太翔

2年連続の表彰台にあがった全日本ジュニア選手権前の取材では、16歳らしい素顔をのぞかせた西野。自分を一言で表すと「挑戦」と話すように、ジュニア1年目から高難度ジャンプに取り組み、今季は4回転トーループとサルコーの2種類を構成に組み込むトップ選手の一人だ。

自身3度目の国際大会となったJGPイタリア大会ではその構成をノーミスで演じ切り、「これまでのスケート人生の中で嬉しかった瞬間だった」と話すように国際大会、初優勝。その勢いのままJGPファイナルにも初めて進出した。

JGPファイナル後にリベンジを誓った西野
JGPファイナル後にリベンジを誓った西野

しかし、JGPファイナルでは「会場の雰囲気に圧倒された」と緊張からかショート、フリーともに納得の演技にはならず5位。表彰式をリンクサイドから見つめることになり、「ファイナルですごく悔しい思いをしたので、次は自分ができる最高の演技がしたい」と初めての世界ジュニアの舞台でのリベンジを誓った。

森口澄士から激励の言葉をもらった西野
森口澄士から激励の言葉をもらった西野

全日本選手権後に行われた代表発表後、ペアでミラノ・コルティナ五輪出場を決めた森口澄士から「(世界ジュニアで)優勝してね」と激励を受けた西野。

「自己ベストを更新して、表彰台を目指して頑張りたい」と大舞台で上位を狙う。

今シーズン大飛躍した蛯原大弥

中田と同級生の蛯原は、東京ブロックでノービス時代から共に戦ってきた。

全日本ジュニアで3位表彰台にのぼった蛯原大弥
全日本ジュニアで3位表彰台にのぼった蛯原大弥

今季はJGPシリーズ2大会4位と国際大会では悔しい結果に終わったものの、全日本ジュニア選手権ではショート、フリーともに会心の演技を披露し初の3位表彰台。

蛯原は12月の全日本で4回転トーループを成功させた
蛯原は12月の全日本で4回転トーループを成功させた

推薦選手として出場した全日本選手権ではフリーで4回転トーループを成功させるなど自己ベストを更新し、最終7位。2024年の19位から大幅に順位を上げる結果に「1年間頑張ってきてよかった」と充実感をにじませた。

しかし、出場を予定していた年明けのインターハイは大事をとって棄権。本格的な練習が積めず、国民スポーツ大会には構成を落として出場するなど、全日本選手権前からのケガの影響が心配されるが、初めての大舞台での演技に期待したい。

中田、西野、蛯原が出場する男子ショートプログラムは3月4日に行われる。

アイスダンス“かほゆう”も出場

そして、櫛田育良・島田高志郎組の“いくこう”、紀平梨花・西山真瑚組の“りかしん”など今季新たなカップルが誕生し盛り上がりを見せるアイスダンスカテゴリー。

世界ジュニア選手権には、全日本ジュニア選手権で優勝した山下珂歩・永田裕人組の“かほゆう”が出場する。

初の世界ジュニアに挑む“かほゆう”こと山下珂歩・永田裕人組
初の世界ジュニアに挑む“かほゆう”こと山下珂歩・永田裕人組

「楽しむことも大事にしたいし、しっかり自分たちの持っている力が出せるように練習を積んでいきたい」と初めての世界ジュニアの舞台での活躍を誓った。

山下・永田が出場するアイスダンスリズムダンスは3月6日に行われる。

未来のスター候補選手たちが“世界”の舞台でどんな演技をするのか期待が高まる。

世界ジュニアフィギュアスケート選手権
3月9日(月)深夜2時45分〜3時45分放送
FODプレミアムでは3月4日(水)~7日(土)全競技LIVE配信

フィギュアスケート取材班
フィギュアスケート取材班