京都府南丹市で、11歳の男子児童の遺体を遺棄した疑いで、父親が逮捕された事件。フジテレビ報道局の平松解説副委員長は17日放送のフジテレビの番組で、容疑者宅にいまだ規制線が張られている理由について「どのように殺害したのか、その凶器は何なのかなど、未解明な点が多く、調べるべきものを徹底的に調べている。そうした理由から捜査が長期化している」と分析した。

逮捕された安達優季容疑者(37)は、死体遺棄容疑に加え、殺害を認める供述をしている。

この点について平松氏は、「目撃者や防犯カメラといった直接的な証拠がない中で、殺人についても詳細な供述が出ている。これは捜査機関にとって非常に有利な展開だと思う」と述べた。

また、安達容疑者が「最初の遺棄現場で殺した」と供述していることについて、警察は「行方不明となった3月23日当日、遺棄現場を数カ所転々としている様子がうかがえる」と説明している。

これについて平松氏は、「おそらく23日の午前中に殺害し、その後、遺棄場所を迷った末に最終的に山林に遺棄したのではないか。それぐらい計画的ではない、場当たり的な犯行だったと考えられる」と推測した。

警察の捜索については、まず自宅近くの山中を捜索し、その後、靴が発見された現場を集中的に調べ、最終的に遺体を発見した。

捜索範囲を容疑者の動きに合わせて絞り込んでいった点について、平松氏は「私は当初、車のカーナビをもとに行動範囲を特定していたと考えていましたが、今朝の朝刊ではスマートフォンの位置情報を使って特定していたとの報道があります。いずれにしても、科学捜査によって容疑者を追い詰めていったのだと思います」と話した。

今後の捜査については、「決定的な物証や証拠の積み上げが必要になる」と述べた。

フジテレビ
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