昭和初期に酒田市で作られた土人形の展示会が、村山市で開かれている。楽しそうな姿・豊かな表情をした土人形や、レトロ感漂う女の子の土人形など150体がそろった。

村山市の最上徳内記念館では、昭和元年(1926年)から100年の節目となる2026年、「昭和レトロ」をテーマに、酒田市で作られた土人形「鵜渡川原人形(うどがわらにんぎょう)」の展示会が開かれている。

「鵜渡川原人形」は京都の伏見人形の流れをくみ、江戸末期から酒田市で作られていた伝統の土人形。
会場には、昭和初期に作られた人形150体が展示されている。

たとえば、大正末期~昭和初期にかけて子どもたちの間で大流行した「正ちゃん帽をかぶる子ども」の人形。

明治~昭和初期にかけて活躍した画家・竹久夢二が描いた美人画から影響を受け作られたという「犬を抱く女性」。

(土人形愛好家・西塚裕樹さん)
「時代の流行を敏感に感じ取った作り手が、その当時はやったファッションや時代背景がわかるような人形が数多く展示されている。昭和の匂いを感じながら楽しんでほしい」

このほか、“東北三大土人形”と呼ばれる米沢市の「相良人形」、宮城の「堤人形」、岩手の「花巻人形」の、江戸末期に作られた貴重なひな飾りなども見ることができる。

昭和レトロをテーマにした「鵜渡川原人形展」は、村山市の最上徳内記念館で4月14日まで開かれている。

さくらんぼテレビ
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