新年度予算案の審議が衆議院予算委員会で始まりました。

高市首相は、消費税減税などについて議論する「国民会議」への参加を、一部の野党に対し改めて呼びかけました。

中道改革連合・小川代表:
お聞きしたいのは、なぜここに急に臨時的、暫定的な消費減税が紛れ込んだのか。これと本格的な給付付き税額控除の話は切り分けてお考えいただくことはできないか。もし、切り分けてお考えをいただくということを明言いただければ、直ちにこの場で国民会議への参加を前向きに表明することも可能なんです。

高市首相:
国民の皆さまにとっては同じ負担なんですね。ですから給付と負担の全体像を把握した上で、やはり中所得・低所得の方々の負担を緩和する制度、これは一緒に議論していきたいと思います。例えば、給付付き税額控除の議題の時に(国民会議に)出ていただいても結構かと。

給付付き税額控除や消費税減税などについて議論する「国民会議」は、与党に加えチームみらいが参加して、26日に第1回会合が開かれましたが、中道改革連合は参加を見送りました。

中道の小川代表は午前の委員会後、給付付き税額控除に関する議論だけへの参加でも良いとした高市首相の提案について、「総理なりの踏み込んだお答えだったという印象を受けている」と評価し、検討する姿勢を見せています。

午後の委員会で高市首相は、参議院の立憲民主党と公明党にも参加を呼び掛ける考えを示しました。

青井実キャスター:
昨日行われた国民会議の初会合、10分ということでしたが、どう見ましたか?

SPキャスター・柳澤秀夫氏:
やはり高市一強というものを強く感じましたね。高市総理は言葉ではこれまで「謙虚に」と言っていますけど、実際の姿勢の中には強気の姿勢が透けて見えてきている気がしますね。

27日の予算委員会の中で、中道の小川代表は高市首相が当選議員にカタログギフトを渡していたことについても質問しました。
そして、高市首相はそれに対して、「恥ずかしいですが、昭和の中小企業の親父・社長みたいなところが、まだ私にはあるのでしょう。でも私は皆さまご承知の通り、飯会苦手な女です。でも何らかの気持ちはお示ししたい中で、ギリギリの判断でした。金額についても表に出ちゃったので情けない話でございます。結婚式の祝儀を参考にしました。だいたい3万円ぐらいなのかなと」と説明しています。

青井実キャスター:
「昭和の中小企業のおやじ」「結婚式のご祝儀を参考にした」という話でしたが、これはどう見ますか?

SPキャスター・柳澤秀夫氏:
昭和のおやじ社長ですか…。何とも古いですよね。新しい政治を目指すと高市総理は言ってきたはずなんですが、実際のところは古いんだな。言行不一致という感じに見えないこともないですね。

遠藤玲子キャスター:
さらに中道の小川代表は、党首会談を求める中で自分たちのことを「まぁ小さい野党ですよ。大きな与党でいらっしゃる、このことはわきまえたいと思います」という発言もありましたが、このやりとりは?

SPキャスター・柳澤秀夫氏:
腰が引けてる、個人的には情けないなという感じがしますね。やはり野党としての在り方がどうなのか。世論調査で「中道に対して何か期待するか」という質問項目に対して、「あまり期待しない」という声が多いことは、こういう姿を見るとちょっと納得できる感じがしてしまいますね。

青井実キャスター:
来週も予算委員会がありますから論戦に期待したいですね。

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